2014年12月31日水曜日

Bonne année !

よいお年を!


それぞれに素敵なメッセージをいただきました。

2014年12月24日水曜日

今まで……

ずっと気付かずに「クッキソグ」をしていました。

2014年12月23日火曜日

赤穂

赤穂温泉に行って来た。播磨灘に面した眺めの良い部屋だったのだが……
とってつけたような、部屋の真ん中のトイレに驚愕!
夕食にはもちろん地酒を。
翌朝には日の出を見ることができた。向こうには家島。
海岸を散歩。

2014年12月19日金曜日

というわけで

木村敏『あいだと生命』(創元社)とアンナ・マグダレーナ・バッハ『バッハの思い出』(山下肇訳、講談社学術文庫)を読んだのだった。統合失調症が18世紀末から20世紀末頃までの病らしい(86頁)という指摘は、まさに、ぼくが『狂気の西洋音楽史』で論じた論点と重なるのでとても興味深かった。近代的な音楽的意味の成立と発展、そしてその崩壊の歴史がまさに、その時代である。『バッハの思い出』は偽書であることを知らずに読んだ。しかし、このような伝記の在り方も「あり」かとも思う。(まあ、小説ですが。)

2014年12月18日木曜日

2014年12月14日日曜日

兵庫県私学連合音楽会

神戸の国際会館に兵庫県私学連合音楽会を聴きに行って来た。今年はあゆみが参加。昨日は南森町モーツァルトサロンにて奈良ゆみさんのコンサート。あと書いておこうと思ったのは、木村敏氏の新著を読んだこと。

2014年12月1日月曜日

過日、旧グッゲンハイム邸にて

過日、旧グッゲンハイム邸での一齣。ブリュンヒルド・フェラーリ女史の世界初ソロライブのお手伝い。

Stravinsky's Piano

Graham Griffiths, Stravinsky's Piano : Genesis of a Musical Language, Cambridge U. P., Cambridge, 2013 を読んだ。お仕事。しかし、なかなか興味深い。特にストラヴィンスキーがロシアでついていたピアノの先生が Leschetizky という教師のメトードを使っていて、そこにオクターヴに手を固定して中の和音構成音を色々変化させて練習するというのがあり、それが後にストラヴィンスキーの語法に影響を与えていたというのがある。ドミソド、ドミ♭ソド、ドミ♭ラ♭ド、ドミラド、ドファラド、ドファラ♭ド、ドミソシ♭ド………という感じ。これが延々続く。この「アナーキー」さ、「無意味さ」が、ひいては調性音楽的コンテクストを破壊、ということなのだろうが、改めて考えてみると、ラフマニノフの嬰ハ短調プレリュードとか、二番のコンチェルトの冒頭とかも、やはりこれから来ているのだろうか。

2014年11月26日水曜日

今朝、洗濯機が壊れた……

Esta mañana la lavadora se ha averiado...

2014年11月25日火曜日

プレスクリヤン賞コンサート鼎談

先日のプレスク・リヤン賞コンサートに付随した鼎談のヴィデオ映像がアップされました。御興味のある方は御覧ください。
同志社女子大学でのものがこちら(川崎弘二さん、檜垣智也さん、わたし)。
http://vimeo.com/111615495

武蔵野美術大学でのものがこちら(小沼純一さん、檜垣さん、わたし)。
http://vimeo.com/112266851

2014年11月21日金曜日

EVE祭ほか

今日から三日間今出川キャンパスで大学祭、いうところの「EVE祭」です。学生主任として参加。
学生の皆はやる気満々でその意気やよし。
創立記念礼拝で始まるのだが、一昨日に小田垣雅也『キリスト教の歴史』(講談社学術文庫)を読んでいたので、いろいろと考えさせられる。その上、史料室で新島襄の同志社病院の歴史など見て、そこにバプテスト病院との関連あり。縁は離れて続いているのであった。

2014年11月16日日曜日

アルハンブラ物語

アーヴィング『アルハンブラ物語』上下(平沼孝之訳、岩波文庫)読了。アルハンブラに行った時に、ここがアーヴィングが住んでいたところ、というのがあったが、読んでいなかったので、遅まきながら。単なる旅行記ではないところがよい。「場所の精霊」というのが感じられる。しかし、あとがきを読むと、アーヴィングというのは、なかなかただ者ではないようですな。アメリカ文学史というのはほぼ全く知らないのだが、欧米語でも「散文」というのは、けっこう歴史が新しいもので、興味深い。(シャトーブリアンとか、キーパーソンのようだね。)

2014年11月13日木曜日

研究室からの眺め

雲がきれいだったので vue à partir de mon bureau

2014年11月11日火曜日

Leibowitz, Le compositeur et son double

René Leibowitz, Le compositeur et son double : Essais sur l'interprétation musicale, Gallimard (Bibliothèque des Idées), 1986. 読了。レイボヴィッツ(おや、正確にはなんと発音するのだろう?ラボヴィッツ?)は、12音技法をフランスに伝えた人、くらいの認識だったけれど、ビニェスとの不思議な縁を教えられ、この本を読んでみた。(ビニェスによるドビュッシー演奏法についての言及があるのだが、ネクトゥー氏は意外なことに知らなかったね。)さて、その他については、レイボヴィッツが指揮者だったことから、指揮法についてのさまざまな議論が展開される。しかし、基本は「楽譜をきちんと読め」ということ。何と正統派なのだろう!

2014年11月5日水曜日

竹園

竹園で一口カツとコロッケ揚がるの待っています。しかし「※3倍です」って……(笑)

2014年11月3日月曜日

有馬富士公園

天気もよくなったので有馬富士公園に行きました。子どもの遊び場、鬼の形をしている、最初はトトロかと思った。On est allé au Parc Arima-Fuji.
 しかし、風も強く、少々寒かったです。Il faisait un peu froid.
 多分、これが有馬富士でしょうか。Et c'est probablement le Mt.Fuji d'Arima.
バードウォッチングのエリアにたくさんキノコがありました。Pleins de champignons...
こんなのも、
 紫も。
 切り株に密生。

2014年11月2日日曜日

Portrait de famille ほか

Léon-Paul Fargue, Portrait de famille, J.B.Janin, 1947. エルネスト・エロー『人間』(栗野斎次郎訳、中央出版社、昭和28年)、興津要篇『古典落語』(講談社学術文庫)を読んだ。今日は教会でバッハを聴いたが、この対位法の複雑さをファルグは「徒な複雑さ」と言って軽んじるので、これは「アパッシュ」たちの常套かとも思ったりした(これは再読のものあり)。『古典落語』は小学校の頃に従兄弟の邦ちゃんが全巻を持っていて読んだのだが、その何巻かの本を再編集したものらしい。

プレスク・リヤン生きる欲望、裏話

ブリュンヒルドさんと何日か付き合って、映画『プレスク・リヤン』の裏話というか、人間関係を聞いて、忘れないうちにここに書いておこうと思って、つまり、活動家ロルフの方がけっこう中道の人で、エリカの方がすごく左だったということで、それはまだいいとして、エリカは映画の中ではロルフとできているようだが、実は彼女は当時ジェラール・パトリスの奥さんだった、と、そしてその前のパトリスの奥さんがピエール・シェフェールの娘であって、その娘はシェフェールの最初の奥さんとの子で、その後彼はすごく若い奥さんジャクリーヌと結婚して、一緒の写真がリュック・フェラーリがジョン・ケージのまねをして床に寝ていてGRMのメンバーとシェフェール夫妻が写っているあれだと、言うことで、今現在パトリスの遺産を管理しているのは、最初の奥さんの娘でつまりはシェフェールの孫娘にもなる。パトリスは90年代に自動車事故で亡くなるのだが、その頃はすでにこの世からおさらばしたがっていた、と。当時はブロワにいて、その近所の精神病院(先進的な ― 人道的に ― 医療を行っていたらしい)を取材して映画を作っていたと言う。『センチメンタル・テールズ』シリーズの「アベス広場」で登場するのが、パトリスとそのドイツ人の奥さん、つまりはエリカである。しかし、エリカは、「見ている分は快適だが、付き合うとイヤな」人物であったらしい、現在は行方不明である。

スィートポテト

子どもたちが自分たちで掘ったサツマイモで、スィートポテトを作りました。
しかし、あゆみがオーブンで負傷(やけど)。

2014年10月31日金曜日

帰宅中

という訳でその後京都駅付近の飲み屋で夕食。ただいま帰宅中、京都駅。

高台寺

ブリュンヒルドさんと高台寺に来ました。ライトアップは撮れなかった。

2014年10月16日木曜日

絶望者

レオン・ブロワ『絶望者』(田辺貞之助訳、国書刊行会)を読む。ビニェスが絶賛した作であり、後に作者と親しく交わることになった、ということで読んでみた。うーん……。汚辱にまみれた世の中に憤っているのはよくわかるのだが……。理想はカトリック本道の王統派ですな。敵は黒い金でぶくぶく太ったブルジョワと、その手先のジャーナリスト、作家、そしてユダヤ人。また堕落した聖職者たち。彼らを憎む気持ちはよくわかるが、かなり近視眼的な批判である。でも当時の雰囲気はよくわかるね。アルマン・シルヴェストルとかポール・ブールジェがくそみそにやっつけられているのは、面白い。フォーレやドビュッシーが曲を書いているんだよね。

2014年10月14日火曜日

2014年10月13日月曜日

Brunhild will be in Japan !

Do not miss this occasion !

2014年10月11日土曜日

2014年10月10日金曜日

伝記クロード・ドビュッシー

フランソワ・ルシュール『伝記クロード・ドビュッシー』(笠羽映子訳、音楽之友社)読了。最初の留学の時に、笠羽さんの紹介(いや、平島先生だったか?)でルシュール氏と面識はあったのだが、その後、図書館のエレベーターで偶然一緒になった時に、気恥ずかしくて御挨拶できなかったことが今もって悔やまれる。読んだのは、ネクトゥー氏との話の中に出て来たから。(今まで読んでいなかったのか、と責めないでください……。)

2014年10月8日水曜日

皆既月食

皆既月食の写真を撮ったが、ほとんど何もない。

2014年10月4日土曜日

神保町

昨日は東京からの帰りに神保町に寄った。田村と古賀だけでしたが。買ったのは:
Jules Laforgue, Poésies complètes.
Francis Jammes, Le Pèlerin de Lourdes.
Émile Benveniste, Le vocabulaire des institutions indo-européennes, t.2.
Émile Vuillermoz, Chansons populaires françaises et canadiennes.
Emmanuel Chabrier, Trois valses romantiques.
Balakirev Album.
Arthur Honnegger, Trois pièces pour piano.
初めて十割そばを食べた。

2014年10月1日水曜日

現代音楽の冒険ほか

間宮芳生『現代音楽の冒険』(岩波新書)、石川康子『原智恵子 ― 伝説のピアニスト』(ベスト新書)を読んだ。2冊合せて甲南山手の古本屋で180円!間宮は「こころ余りてことば足らず」、石川は「余計な心多すぎ、ことばもまた」。しかし前者の「ヨーイク」の話は面白かった。後者は誤植が多い上に、単なる間違いも多く、文体はいわゆる mièvrerie …… Chieko Hara n'a pas de chance même après sa mort.

2014年9月27日土曜日

道真の産湯

すぐ横に菅原道真の産湯というのがあった。飲むと頭が良くなるらしい。

あつもり

御所近くで昼食

2014年9月23日火曜日

いよいよ明日

いよいよ明日です。沢山の人が来てくれることを祈ります、台風が気になるけど。Finally it's tomorrow !  I hope there will be many people, albeit the typhoon.
ちょうど明日の午前中に「近現代音楽史」の授業があり、通常は初日なのでドビュッシーから話をするのだけれど、ミュジック・コンクレートの前史などを話すとちょうどいいのかな、などと思いつつ、しかし、何も準備のない学生にはちょっと「変」過ぎるか、などと思い悩んでいます。でもコンピュータ音楽コースの子たちもとっているのでは?どうでしょうか………。うーむ……。

2014年9月18日木曜日

柴田南雄『音楽史と音楽論』と『柴田南雄とその時代』第三期

やや分かりにくいタイトルになってしまったが、ちょうど『音楽史と音楽論』(岩波現代文庫)を読み終わったところに、Fontec から出た『柴田南雄とその時代』第三期・完結編が送られて来たのだった。これをしも coïncidence ……ではない、synchronicity と申します。(しかしフロイトの言葉がこうだったかどうか思い出せない。)

2014年9月17日水曜日

2014年9月16日火曜日

日根野

教育実習巡回

2014年9月14日日曜日

岡山と倉敷

昨日は岡山の後楽園に行った。Kôrakuen garden in Okayama.

猫もいた。
これはもちろん八つ橋。Eight bridges (cf. The Tales of Ise).
家の中を小川が流れている。「流店」と言うらしい。Ryuten Pavilion.
そして今日は倉敷。And today at Kurashiki.
これは大原美術館。Ohara Museum.
常夜灯。Nightlight.

2014年9月10日水曜日

昼食

教育実習巡回で近くに来たので、聖護院前の河道屋養老でそば。

2014年9月8日月曜日

東西遊記

橘南谿『東西遊記1・2』(宗政五十緒校注、平凡社、東洋文庫)読了。第1巻を昔から持っていたのだが、思い立ってネットで第2巻を買って、全部読んだ。江戸の昔から実は「風土論」のようなものがあったことが知れる。しかし九州から東北までよくぞあの時代に旅をしたものだ、と感心。飢饉の話はこれもまた江戸の話、つまりはごく最近の話だと思うとぞっとする。

2014年9月4日木曜日

具体、海を渡る

森鷗外全集を図書館に返しに行ったついでに、隣りの芦屋市立美術博物館でやっている展覧会「具体、海を渡る」を見る。これだけ迫力のある作品たちを、なんとぼく一人だけでゆっくり見られるというのはやはり幸せを感じますね。またこの時代には前衛に力があった気がする。当時のプログラムや雑誌の翻訳者・通訳に芳賀徹の名前を見出した。大学時代の先生なのでちょっと因縁を感じる。そして展示作品の中には欧米作家のものもまじっていたが、中にアントニ・タピエスのものがあったのも、バルセロナ生活を思い出させた。通っていた語学学校のごく近所にタピエス美術館があったから。山田氏に教わった『もこもこ』の作者、元永定正の作品はやはり明るい感じがする。「六甲山の形が原点」という彼の言葉に共感。

2014年9月3日水曜日

伊澤蘭軒

森鷗外『伊澤蘭軒』(全集第17巻、岩波書店)読了。大学京田辺にはないので(日本文学科が今出川に行ってしまったからだろう)芦屋市立図書館で借りた。新聞連載中でさえ、不人気だったらしい。最後に鷗外自身がそれらの批判に駁している所が面白い。そしてその所以を読者の「歴史嫌い」に帰しているが、これはむしろ「鷗外嫌い」(好きだけれども、というのもありでしょう)だと思う。それを彼自身感じていたのか否か。いなかった訳はないと思う。では……?

2014年8月18日月曜日

ツクツクボウシ

昨日あたりからツクツクボウシも鳴き出した。赤目ではすでにカナカナが鳴いていた。

2014年8月12日火曜日

2014年8月8日金曜日

リュック・フェラーリと世界の電子音楽

来る9月24日(水)に公開講座をもよおします。
御興味のある方はふるって御参加ください。
http://www.dwc.doshisha.ac.jp/events/2014/07/post_603.html


2014年8月6日水曜日

人生を正しく享受するために

その間に読んだのは、海老坂武『人生を正しく享受するために:新〈人生論ノート〉』(朝日新書)、辻惟雄監修『幽霊名画集:全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション』(ちくま学芸文庫)、アービー・オレンシュタイン『ラヴェル、生涯と作品』(井上さつき訳、音楽之友社)。

2014年8月5日火曜日

赤目四十八滝

赤目四十八滝に行って来た。あいにくの雨でしたが。
入り口は日本サンショウウオセンターです。にこにこちゃんが可愛かった。
 最初は行者滝。
 そして不動滝。
 そのちょっと先まで行って、雨もあり、暑かったし、帰りました(笑)。48分の3滝くらい。
 針インターのサービスエリアで不思議なものを発見。