2012年7月8日日曜日

呼吸する美術

芦屋市立美術博物館に行った。二つ展覧会があって、ひとつが「呼吸する美術」、もうひとつが「古代の芦屋」。どちらもすごく面白かった。前者は、現代アートの若手と、いわゆる「しろうと」さん、そして障害者の人の作品を展示している。なかでも、やはり、障害者の人の作品はインパクト大である。これはなかなか言葉にしにくい。彼らのぎりぎりの「切羽詰まった表現」が心を打つ。ちょうど近藤譲の作品について考えをめぐらせているところだったので、「表現」とは何か、「芸術作品を作る」とはどのようなことか、を考える手がかりになりそうだ。つまり、近藤作品は「何の表現でもないし、素晴らしい構造体を作るわけでもなく」、「無目的という目的さえない」芸術である。障害者の人たちの作品(アール・ブリュット、アウトサイダー・アート)は、「切羽詰まったもの」であるが、これもまた何かの「表現」かというと、そうではないだろう。また「芸術」でさえないかも知れない。(少なくとも彼らは芸術作品を作ろうという目的など持っていない。)しかし、考えてみると、近藤譲氏もまた「切羽詰まっている」かも知れない。

「古代の芦屋」の展示については、自宅の近所に太古の昔から人々が生活していたのだ、ということに感動を覚える。(そして、自宅横には阿保親王塚があるのだった。ここからの出土品というのはあるのだろうか?)


キャンパス小景

二点。先日の豪雨の時の(ちょっと小康状態だった時の)階段上の蝸牛。
なんだか、今年は蝸牛がけっこう多くいる気がする。
そして、次は音楽棟頌啓館の脇の草むらの中の綟摺(もじずり)、別名ネジバナ。
これはキャンパス大工事の前はいたるところにあったが、その後ここで再発見。

初蝉?

今年初めての蝉の鳴き声?でもとても弱々しい。うちの隣りの公園から聞こえてきた。そして、今は裏の竹やぶの方から。

A faire

1. Avant le 15 août : écrire les notes pour le nouveau CD de Jô Kondô.
2. Peut-être dans l'année : écrire les notes pour le nouveau CD de Yoritsune Matsudaira, chanté par Yumi Nara.
近藤譲と松平頼則の二枚の新CDのためにライナーノートを書かなければならない。

2012年7月7日土曜日

バカロレア

昨日、大学院会議終わって帰宅途中、フランスから電話。小夜がバカロレア合格とのこと。平均15点で Mention Bien を貰ったらしい。マルヌ=ラ=ヴァレ建築学校の入学も決まったので、なんとか一安心。

2012年7月6日金曜日

ジーベックと打ち合わせ

昨日は、神戸ポートアイランドにあるジーベックホールで、11月のリュック・フェラーリ・センチメンタルテールズ上演についての打ち合わせ。ジーベックは音響機器の会社なので、ホール内やホワイエなどいたるところに、スピーカーが設置されている。いながらにしてアクースモニウムという環境。同女(情メの森先生)と武蔵美(クリストフ・シャルル)でのフェラーリ・インスタレーションもほぼ決まりだし、京都造形大にもわたりをつけようというので、なかなか好調な滑り出し。その後、下田さんは翌日(すなわち今日)朝早いというので(日韓共同映画撮影という!)帰宅、石上君、村上君、わたくしで三宮の飲み屋でいろいろ話す。プレスク・リヤン日本支部を設立しようという件もあり。がんばりましょう!

2012年7月1日日曜日

ロマン派

昨日は、日帰りで、恵比寿の東京日仏会館での日仏文化講座「ロマン派芸術最高!」シンポジウムに参加。高階秀爾先生とは初めて間近でお話しした。三浦篤さんもお元気そうである。鈴木康司先生、小林善彦先生、安藤元雄先生みなさん、お変りなく、ぼくの学生時代と変らないのには驚いた。(安藤先生は杖をついて、多少歩きにくそうではあったが。)太田泰人さん、高橋明也さんとは初対面。高橋さんは、自らが館長である三菱一号館美術館に最近ルドンの壁画を買ったということで、ルドンと音楽といったテーマで何かやりたいと。ぼくのブログなど見てくれていた。深尾由美子さんも来てくれていた。メールのやりとりはあったが、初対面。ほかにもさまざまな人が来てくれていて、感謝感謝。
そして、今日はいづみの小学校の音楽会。創立110周年ということで、神戸文化ホールで、けっこうな催しでした。小学校ともなると、なかなかやるね。関西フィルの人たちの出演もあり。帰りは三宮凮月堂で御茶。