2014年6月13日金曜日

増井一友ギターリサイタル

昨日は兵庫県立芸術文化センター小ホールで、増井一友ギターリサイタル。プレトリウス《テレプシコーレ》よりクーラント、バレー、ヴォルト、そしてバッハ=セゴビア《シャコンヌ》、ブリテン《ダウランドによる夜の歌》、池上敏《共感》、ワーグナー=タレガ《タンホイザー行進曲》、アルカス=タレガ《椿姫幻想曲》、プジョール《トナディーリャ、セギディーリャ、グアヒーラ》、トゥリーナ《タレガ讃歌》と《セビリァーナ》。プジョール以下のいかにもスペイン風作品の出来が秀逸。これは演奏者の得意作品なのか、あるいはギター用に特にうまく書かれているのか。いずれにせよ、ギターひとつで本当にさまざまな音色が出せるものだと感心した。アンコールは《アルハンブラの思い出》。なんやかや言っても、やっぱりいいですな。