2010年4月8日木曜日

ベルリオーズとプーランク

これも先日のゴーサン氏との会食の時のこと。彼の言葉が印象的だったので、書き記しておく。
京都音楽アカデミーの最終日は、教師たちによる演奏会で、そこではベルリオーズ、サン=サーンス、プーランクなどが演奏された。彼が他の教師たちとその後、交わした会話について語ったのだが、未だにベルリオーズが「まともな音楽が書けなかった作曲家」として軽んじている者がいて驚いたと言う。ゴーサン氏にとってはベルリオーズは「偉大な作曲家」なのだった。そして、プーランクを絶賛するその音楽家に対して彼はこう言ったという。「確かにプーランクは『良い』作曲家でしょう。うまく書いています。ただ、それだけです。プーランクの音楽は私を動かしません。快いが、それだけ。対してベルリオーズの音楽は私を感動させます」。