2014年5月12日月曜日

実験工房 in 新開地

昨日は神戸アートヴィレッジセンターで「実験工房 in 新開地」のコンサート。第一部電子音楽、シェフェール・武満・アルチュイス・マクラレン・マデルナ・諸井/黛・秋山/檜垣の作品、檜垣智也氏演奏。第二部ピアノ、河合拓始氏演奏で、武満・湯浅・佐藤・鈴木・福島・河合作品。第一部は1957年大阪でのコンサートの再現。素晴らしい多様性に富んだプログラム。当時の熱気が伝わって来るようだ。録音では知っていても、やはり生の演奏の響きは違う、当たり前のようだが。その上、現代テクノロジーのおかげで、より豊かな響きが得られる(アクースマやピアノに取り付けられたPAなど)。ということは、これは正確には「生」ではない?人間とテクノロジーの関係とはかくも複雑である、ハイデッガーを思い起させる。東京から作曲者、福島和夫御本人が来ておられ、その後の打ち上げにも。私も部外者ながら参加させてもらい、いろいろと面白い話を。