2011年6月4日土曜日

Christophe Rousset

クリストフ・ルーセのクラヴサンのコンサートが茨木であったのに行ってきた。これもまた震災のチャリティ・コンサートである。この間の芦屋でのチャリティ・コンサートにもましてものすごい人出で、入るのに大層な列を作らなければならなかった。中では舞台にまで椅子が持ち出されていた。そして、芦屋でのと同様、大声でしゃべくるおばさんたちの圧倒的なパワー。ぼくがようやく空いている席を見つけて、そこにいたおばさんに「ここ、空いていますか?」といちおう訊いてから座ると、そのおばさんから「いい席が空いていてよかったわね、あんた」と言われました。一瞬どう応対したらよいかとまどいましたよ。これがいわゆる「大阪のおばちゃん」なのですね。その後も、演奏中に携帯を鳴らすおばちゃんや、ぼくのすぐ後ろでは、演奏ももう終わりになろうという頃、おばちゃんというよりおばあさんなのでしょうが、「ああ、腰が痛い、ちょっとすみません足を伸ばさせて」と死にそうな声がしたりもしました。しかし、そういった色々な「事件」にもかかわらず、演奏は力のこもった素晴らしいものでした。クラヴサンでの「熱演」というのは初めて。