2012年2月2日木曜日

アフリカの印象

レーモン・ルーセル『アフリカの印象』(岡谷公二訳、白水社)読了。これもまあ時間がかかった。よくわかったのは「意味」なんてない、ということだ。そして印象的だったのは、ルーセルもまた音楽家であり(パリ音楽院ピアノ科でコルトーと同級)、チェス愛好家であったこと(ルーセル式という手があるそうな)。(さらにピエール・ジャネの患者であったことを付け加えよう。)この作品は「音楽」なのだ、それもぼくが『狂気の西洋音楽史』で述べたような意味で。ところで、レーモンとアルベールには何の関係もないんだろうか?