2010年12月30日木曜日

釋迢空

富岡多恵子『釋迢空ノート』を読む。迢空の執心の強さに感嘆。自分に真面目な人だったと感じる。迢空詩の美しさもなつかしい。そしてまた、大阪をよく知らなければならないとも思う。そして、当麻寺も。高校の修学旅行で高野・柴田・某(おお名前を忘れてしまった!)と京都市内の宿から近鉄線に乗ってひたすら南下し、日暮れてその行を果たさなかったのを思い出す。今の勤め先は京田辺(新田辺)なのだが、時々その時のことを考え、ここを通ったはずだと思い、何の巡り合わせかここに自分はいるのだろうと思う。