2011年11月16日水曜日

打楽器アンサンブルコンサート

同志社女子大学音楽学科打楽器専攻生による「第22回打楽器アンサンブルコンサート」(京都府民ホール・アルティ)に行って来た。曲はPowell, the Gilded Cage、西原大樹《ジムナスティック・ゲーム》、Reich, Drumming、Cage, Third Construction、Zimmer, Fragile、武満徹《四季》。一曲目には間に合わなかった。西原作品は曲の作りが全く伝統的・和声的(リズムも)なので、音程が曖昧な打楽器で演奏する意味がよくわからない。ライヒとケージはみなよく頑張った。ドラミングの第二部だけだったけれども、よく練習してあって(もう少しずれが聞き取れればよかったが)、ライヒ本人に見せて(聴かせて)やりたいくらい。ツィンマーはきれいな曲。低音の響きがよかった。武満は視覚だね、面白い。特に大阪万国博で初演をした山口恭範先生のコメントがあったので余計興味が増した。アンコールの《ボレロ》は圧巻でした。やはり打楽器科のレヴェルはなかなかですな。