2012年4月28日土曜日

竹の子

昼に実に久しぶりに三光君に会った。お父さんたちは舞子に住んでいるのだと言う。その後、家人・いづみ組は三宮にフラメンコを見に、ぼくとあゆみはぶらぶら散歩。岩園公園の藤が咲き始めていた。Dans le parc de Iwazono, des fleurs de glycine.
でも管理が悪いのだか、藤棚から藤の花が垂れてくるようには咲いていないのが残念。その後、マンション裏の竹やぶで自転車。すぐ横の阿保親王塚の中に一本赤い実を成らせている樹があった。これは何だろう?Derrière la maison, des arbres du tumulus Abo et des pousses de bambou.
あゆみが自転車をしているそばで、ぼおっとしていて、ふと気が付くと竹の子がわんさか出ているのでした。
季節ですな。全体像はこんなの。
向こう側が阿保親王塚の裏側です。暑くもなく寒くもなく、蚊もまだ(そんなに)出ていなくて(ひとつさされた!)気持ちのいい季節である。

アルカン、マルモンテル、マスネ、シャミナード

というわけで、6月のロマン派シンポジウムのために、色々と弾いてみている。アルカン、マルモンテル、マスネ、シャミナード……、くらいかな。最近は日本版の楽譜がたくさん出るようになって便利になった。しかし、やっぱり中でもアルカンの作品は、音楽的にも、ピアニスティックな面でも面白い。つまりは、弾いていて楽しい。大ソナタ《四つの世代》を大体弾けるようになった。シンポジウムで弾こうか知らん?

2012年4月26日木曜日

ミメーシス

エーリッヒ・アウエルバッハ『ミメーシス』(篠田一士・川村二郎訳、ちくま学芸文庫)読了。素晴らしい!こんな分析が音楽の世界でもできたら……。ロマン派文学についても勉強になりました。そして古代中世の魅力!

2012年4月24日火曜日

須磨海岸

いづみが学校から帰って来るのを駅で待っている間、反対側の出口から海の方へ行ってみた。駅の前がすぐ海岸である。Devant la gare de Suma, la mer !
そしてその隣りには、恐らく海運・漁業の平安祈願のためであろう神社。
駅を背にして立つとこんな感じ。
じっと見ていたら30センチくらいの魚がぴょんぴょんと跳ねた。もちろん撮影はできない。その海はこれ。


2012年4月18日水曜日

ハード

ハードな一日。朝5時に起き、6時に家をでて、1講時目からの講義。午後には教授会。その後は、アンサンブルの夕べ出演学生たちのオーディション、そして最後に写真コンクール会議(いちおう食事付き)。というわけで帰宅は夜の10時過ぎでございます。おかげで、鼻風邪気味。やれやれ……。

2012年4月15日日曜日

ゆうべ

ゆうべは久しぶりに村上君と。恒例大阪駅ビル地下。北新地で楽譜・レコードを見た後で。Charles Lecocq, La fille de Madame Angot と Teresa Berganzaの歌うMontsalvatgeなど。面白いのは『森有正「新しく生きること」』(話とパイプオルガン)というレコード。ぼくは東洋語学校で森有正の娘さんと同僚だった。残念なことに自殺してしまったが……。さて、村上君とは、まず以前行った魚屋Uomo を覗いたがまたもや貸し切りでダメ。その後、彼がちょっと気になっているという新しい海鮮立ち飲み「魚群」というのに行った。明石漁港直送ということで新鮮な魚があった。なかなか。村上君の友人が新しいレコード店をオープンさせたと言う。Panpot Records(心斎橋)。頑張って欲しいものだ。

2012年4月14日土曜日

芦屋の桜2

そして今朝はあゆみが京極クリニックに健康診断に行ったので、ついでに打出神社まで。もう大分散ってしまって、地面には一面の花びら。Cerisiers dans le sanctuaire Uchide.


芦屋の桜1

まずは家の隣りの公園の桜。居間の窓から。Cerisiers dans un jardin d'à côté.

A faire

A faire : (1) article pour le congrés international de l'Ecologie Sonore ; (2) exposé pour le symposium "le Romantisme français" ; (3) concert-conférence "Debussy-Satie".

2012年4月12日木曜日

由紀さおり

由紀さおりがアメリカでヒットしていると言って大騒ぎしているが、ピンク・マーティニーの「仕掛け」だと知って、複雑な思い。つまり、PMの戦略は「キッチュ」や「珍奇」なものをおもしろおかしく演出する、いわば「エグゾティスム」なのだから。今までに《キサスキサス》やショパンの《アンダンテ・スピアナート》やら(そうそうアポリネールもあったな)、他にもいろいろパロっているわけで、その一環なのだ。だから由紀さおりが日本語で歌って「ぜんぜんオッケー」というわけ。むしろその方がいい。キッチュで珍奇なものとして受けているのを、日本で喜んでいるのは、なんだかな〜という感じなのである。悪く言えば「フジヤマゲイシャ」と変らない。しかし、それでも音楽においては、その「珍奇な」音響を本当の意味で「楽しんでいる」ということもあり得るので、絶対に悪いとも言えない気もするのだ。少なくとも、PMは「楽しんでいる」。うーむ。

2012年4月10日火曜日

入学式

いづみ入学式。上の二人はフランスだったので、入学式というものは初めて。桜が満開で、お天気もよく、とてもよい式でした。その後、すぐにその足で大学で会議。少々疲れました。

2012年4月9日月曜日

花について

日本文学中の「花(桜の花)」について、思いつくまま……。

西行(1118〜1190)
ねかはくは はなのもとにて 春死なん そのきさらきの 望月の比

梶井基次郎(1901〜1932)
桜の樹の下には屍体が埋まっている!

坂口安吾(1906〜1955)
花の下では風がないのにゴウゴウ風が鳴っているような気がしました。そのくせ風がちっともなく、一つも物音がありません。自分の姿と跫音ばかりで、それがひっそり冷めたいそして動かない風の中につつまれていました。花びらがぽそぽそ散るように魂が散っていのちがだんだん衰えて行くように思われます。それで目をつぶって何か叫んで逃げたくなりますが、目をつぶると桜の木にぶつかるので目をつぶるわけにも行きませんから、一そう気違いになるのでした。

2012年4月8日日曜日

イースター承前

イースターというと、いつもこれを思い出す。「私に触れないでください」。Pâques me font penser toujours à cela : "Noli me tangere".

イースター

今日はイースター礼拝。礼拝・愛餐会の後は、子どもたちは庭で恒例のたまご探し。こんなのを見つけてきました。
左はいづちゃん、右はあゆちゃん(落としたので少し割れていますw)。
それぞれこんなん。

大人たちは教会の中で余興。私はいつもながらピアノを弾きました。その後は、みんなで花山へ。どこでも桜がきれい。

2012年4月6日金曜日

今日の芦屋川

Rivière Ashiya-gawa aujourd'hui. 今日の芦屋川。まだまだ桜は三分咲きくらいでしょうか。
開森橋から上流を見たところですが、ちょっと登って行くと、樹によってはけっこう咲いていました。

茶屋之町

芦屋茶屋之町の桜並木。今朝は天気も悪く、写真もあまりぱっとしませんね。まだまだ満開にはほど遠い。Cerisiers à Ashiya (Chayano-machi).

2012年4月3日火曜日

やっと帰れた

新入生オリテ&学科会議で大学に行ったはよかったが、帰りの学研都市線は、止まり止まりで京橋から先へは行かず。京橋ではJRはすべてストップ。仕方なく地下鉄、谷町六丁目で乗り換え、東梅田へ。それから阪急に乗り換えたが、これものろのろ。芦屋川には6時過ぎ。同志社前にいたのが3時半だから2時間半かかりました。家人も病院からタクシーで新長田、地下鉄、三宮、芦屋川というルート。みんなであしやえんに合流できてよかった。タクシーで帰宅。やれやれ……。

2012年4月2日月曜日

ライナーノート

フェラーリCDのライナーノート、カトリーヌ・ペイヨンは気に入ってくれたようだ。よかった!ほっと一安心である。

御所の桜

今日は今出川で入学式。その後、向かいの京都御所に行ってどれくらい桜が咲いているか見てきました。御所の北側にはたくさん桜があるのだが、咲いているのは数本のみ。確かに学校の栄光館前の桜も一本だけ、図書館上の桜は二本くらい(?)咲いていたけれども、他のは堅い蕾でしたね。御所では、一本しだれ桜の大きいのがきれいでした。

 もうちょっと東に行くと、もう一本見事に咲いていました。

2012年4月1日日曜日

岩園公園

晴れたので、家人がいかりスーパーで買い物中に、子どもたちと岩園公園に。ブランコのうしろのユキヤナギは満開。
でも、桜はまだまだ蕾が固い。すこーしだけ、咲きかけもあり。明日の入学式には、間に合わないでしょうね。(京都は芦屋よりもっと寒いし。)

昨日は

昨日は子どもたちを義弟宅に、大ちゃんと、送り、その後、スペイン語補習。ひっぱりだこ飯のことは投稿しましたが、夕食は芦屋 Embrace で。これは山本校長先生推薦のワインが美味しいレストラン。先生推薦にたがわず、ワインも料理も洗練されていて、よかった。(ナポレオンズの大きい方に似た、とらえどころのないマスター、w。)その後『英国王のスピーチ』を見る。