2011年2月28日月曜日
マルセル・デュシャン事件
大倉さんからのもう一つのヴィデオ『マルセル・デュシャン事件 The Case of Marcel Duchamp』も見てしまった!チェスだよ、ホームズ君(ラモーの甥を、そしてシュレーバーを思い出そう)。そして反デカルト主義!(ペソアを思い出そう。)しかし、デュシャンの『音楽的誤植』の話が全くなかったのは残念。
Cage/Cunningham
大倉さんから、Elliot Caplan のドキュメタリー映画『Cage/Cunningham』が送られてくる。さっそくダビングしながら視る。1991年の撮影と言うことだから、ケージの死の前年である。ぼくが彼と会ったのがその数年前で、まったく同じ感じであった。ラモンテ・ヤングのひげが逆さに生えているのと、フランク・ステラの左手の指が一本ない(!)のに、驚いた。ステラと言えば、その娘とその彼氏と共に、サルラのアンドレ/パンゲの家(パンゲ先生はもう亡くなっていたが)で一緒に夕食を食べたのを思い出す。
2011年2月26日土曜日
哲学への権利
立命館大学で西山雄二さんの映画『哲学への権利』上映会および討論会。討論会は亀井君の司会のもと、立命館の加國尚志さん、龍谷の竹内綱史さんとぼくとそして作者の西山さんで。ようは「哲学とは何か」みたいなことになるのか。「大学で哲学をするとは?」、また「哲学は必要か?」……。うーん、あまりに根源的でそれ自体が「哲学的な」問題なような気がする。懇親会には村上君も合流。他に西山さんの「おっかけ」の学生たちが5、6人。立命館の谷先生および学生たちも。
2011年2月25日金曜日
2011年2月22日火曜日
モンポウ《歌と踊り》
以前にウォーターズのセヴラック研究書を読んでいたら、アルベニスの管弦楽組曲《カタルーニャ》中の民俗音楽のフレーズの例が引いてあって、それが全くモンポウの《歌と踊り》8番のメロディーと同じなので、なるほどこれはカタルーニャ民謡として有名なのだな、と思ったのだが、昨日カントルーブのフランス民謡論を読んでいて、或るオーヴェルニュ民謡の例がまた全く《歌と踊り》9番のメロディーと一緒で驚いた。
2011年2月10日木曜日
ペッソアふたたび
しかし「ちからがないという力」とは、いかにもペッソア的である。(素晴らしい!拍手!)(ケージ的とも言えるかもしれない!!)そして、その淵源の一つがどうも神秘主義らしい。どうもイベリア半島にはそのような神秘主義の系譜がありそうで、リカルド・ビニェスもそれにはまっていたらしい。セヴラックとも結びつくのだが、彼は直接には神秘主義者ではない。(親戚だか知り合いだかにそういうのがいたらしいが。)この二人をフォンフロワドの修道院の壁画に一緒に描いたのが、オディロン・ルドンだが、ここにも神秘思想が匂いますな。そして、何と言っても、トマス・デ・ビクトリアを聴くたびに、ぼくなどは「神秘的」な感じがするのだが、これは個人的印象に過ぎないのか?
2011年2月9日水曜日
Bureau de Tabac
Pessoa(Alvaro de Campos)のBureau de Tabacを読む。傑作である。ずっとプレイアード版を読み続けているわけで、以前にはSeuilのPoésie叢書で読んだのだったが、微妙に翻訳が違っていて、多分こちらの方が原文に近いのであろう。でも、日本人のぼくには、やや雅文調過ぎるか?
2011年2月8日火曜日
Musica callada
フランスのFM放送、France Musiqueをインターネットで聴くことができるのだが、そのアナウンサーがモンポウの《ひそやかな音楽 Musica callada》を「ムジカ・カヤダ」と発音していた。うむむ、これは正しいのであろうか?
2011年2月7日月曜日
Charles Bordes
Daniel Charlesのウィキ日本語版が村上君の努力で出来上がった。クリストフもいいと言ってくれたので一安心。ところで、もう一人のCharlesである、Charles Bordesについても、もう少しいろいろと調べられたらいいな、と思う今日この頃であった。といっても、ほとんど資料はないんだけどね。しかし、一昨年にパリ国立図書館音楽部門のカタログをマイクロフィッシュで買った(同女の図書館に買わせた)のは、今から思えば、いろいろと役に立ちそうである。セヴラックについては、新発見はなかったけれども。ボルドとか、他にもたくさんの資料が埋まっていそうだ。
2011年2月3日木曜日
カタルーニャの歴史
M・ジンマーマン/M=C・ジンマーマン『カタルーニャの歴史と文化』(クセジュ)読了。音楽についてはほとんど言及なし。しかし、全体的な文脈を手に入れることができる。カタルーニャ語を大事にしなければ、ということで、フェデリコ・モンポウは間違いで、「フラダリック」・モンポウとなるようです。パブロ・カザルスは、「パウ」・カザルスだし、ジョルディ・サヴァル(前出!)はジョルディ・「サバイ」となるようですな。訳者の田澤耕という人は法政大学の教授のようだが、日本で唯一のカタルーニャ専門家なのだろうか?また、今まで「カタロニア」とぼくなどは言って来たけれど、これはスペイン語(カスティーリャ語)ですかね?フランス語は「カタローニュ」la Catalogne だな……。
2011年2月2日水曜日
岩波文庫
ちなみに今日買った岩波文庫は、伴蒿蹊『近世畸人伝』(柿沼さんの本を読んだ時に思い出して、もう一度読みたくなったが、これもまた恐らくモンペリエの屋根裏に埋もれている)、竹内玄玄一『俳家奇人伝・続俳家奇人伝』、齋藤月岑『声曲類纂』(これも持っていたはずなのだが……)、ルナン『イエス伝』の4冊。
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