2014年1月30日木曜日

モンポウの家プラック

昨日は、グラシア通りのモンポウの家に記念のプラックが着けられた。現在はモンポウ財団が入っている建物で、その前でバルセロナ市の文化部の人やら、モンポウ財団会長などで除幕式が執り行われた。Ahir es va celebrar la cerimònia de l'instal-lació de la placa commemorativa a la casa del Passeig de Gràcia, on va viure i on va morir Frederic Mompou.

 除幕式の後は、建物の中のモンポウ財団(かつてのモンポウのピソ)でカクテル。モンポウの肖像の前で会長のジョアン・ミリャ氏と。Amb Sr. Joan Millà, president de la Fundació Mompou.

2014年1月25日土曜日

L'Europa musical al Barroc

昨夜はアウディトリにジョルディ・サバイ(サヴァルと日本では言うね)を聴きに行く。今シーズンの El so original (起源の音、とか、オリジナルのサウンドとか訳すのか?)シリーズの二回目。17世紀ヨーロッパのオーケストラ曲ばかりを集めたプログラム。プレトリウス《テレプシコール》、ウィリアム・ブレイド《ステージ・ミュージック》、ギヨーム・デュマノワール《ストックホルムバレエの組曲》、リュリ《アルセスト》の組曲、ヨハン・ローゼンミューラー《第二シンフォニー》、パーセル《フェアリー・クィーン》という盛りだくさん。Ahir vaig anar a escoltar Jordi Savall, L'Europa musical al Barroc (Praetorius, Brade, Dumanoir, Lully, Rosenmüler, Purcell). アンコールも二曲もあった上に、客席の手拍子をサバイが指揮するというのもあった。

2014年1月18日土曜日

ジャン・デュビュッフェ

末永照和『評伝ジャン・デュビュッフェ、アール・ブリュットの探求者』(青土社)読了。第23回吉田秀和賞の受賞作。とてもわかりやすく、気持ちよく読めた。アール・ブリュットのことをもっとよく知りたいと思わせるけれども……。自分ではこのようなごく普通の評伝は書かないだろうな、とも思う。いや、でもいい本ですよ。

2014年1月17日金曜日

モンポウ生誕の地

昨日、カタルーニャ図書館に資料を頼みに行った帰りに、思い立ってモンポウの生まれた家の写真を撮りに行った。場所はメトロのパラレル駅前のフォントロドナ通り。La casa natal de Mompou, carrer d'En Fontrodona.

2014年1月14日火曜日

日本文学史序説(下)

加藤周一『日本文学史序説(下)』(ちくま学芸文庫)再読。この間、11月にパリに行った時に、ゆみさんの家(いわゆる「エビ部屋」)から持ち帰った、というのも、一昨年くらいかな、フィリップ・ニスのところで志賀重昂について発表した時のタネ本で、そのまま、荷物が重いので置いておいたのだった。その後、海老坂先生から何回も「これは椎名君のかね、持って帰ってくれい」と言われながら、そのままになっていた。でも何で彼はこだわったのだろう?さて、内容は、何回読み返しても「明晰」の一語。大佛次郎や中村真一郎の歴史ものを読みたくなった。

2014年1月11日土曜日

Tristes tropiques

Claude Lévi-Strauss, Tristes tropiques, Plon, 1955. 読了。日本語では読んでいたが、フランス語では初めてだ。こちらでは日本語の本は買いにくいが、フランス語のものは簡単なので、前に買ったのだが、少しずつメトロの中で読んでいてやっと終わった。フランス人がブラジル社会について書くのが、日本人がスペイン社会について書く参考になるかな、とも思ったのだが……。バルトが亡くなった時の『エスプリ』か何かの特集号に「教師になるのは、卒業後も学校にとどまる一つの手段だ」という言葉があったが、同じ言葉を発見。その誰かさんは、レヴィ=ストロースから盗んだな。

2014年1月6日月曜日

Le goût de Barcelone

Le goût de Barcelone, textes choisis et présentés par Jean-Noël Mouret, Mercure de France (coll. Le petit mercure), 2002. 読了。なかなか面白いアンソロジー。しかし「中央図書館」と「タクシー」の項にはちょっと納得がいかない(この「図書館」は、カタルーニャ国立図書館のことだろうし、タクシーはそんなに高くない)。

Cavalcada

今日はエピファニー、東方の三賢人 Tres Reis Mags d'Orient がバルセロナにもやってきた。すごく楽しいパレードが続き、最後には機関銃のようにキャンディーが発射される。スペインではサンタではなくて、彼らが子どもたちにプレゼントを運んでくる。Avui és l'Epifania, els Tres Reis Mags d'Orient han vingut a Barcelona aquesta nit.
これは星の後に続いた太陽と月。
これはメルキオールだと思う。
象もいるし、キリンもいた。
これはバルタザール。
これらはゼンマイじかけのおもちゃ。
そしてキャンディの機銃掃射!

2014年1月5日日曜日

-nys

カタルーニャ語で、menys とか anys などにある「-nys」という綴りの発音は「ンチ」というように聞こえるが、これは今まで見たどの辞書や解説書にも載っていない。

2014年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。Bon any nou ! ¡ Feliz año nuevo ! Bonne année !
あゆみ作の鏡餅とカガチヨ、いづみ作の羽子板でございます。