2011年3月31日木曜日

Don Perlimplin

ところで、そのモンポウがロルカの作品に曲を付けたというのは、Don Perlimplin というバレー曲なのだが、これがまたすごくいい、のである。

モンポウとフランコ

ウィキのモンポウの項を見たら気になることが……。モンポウは、フランコ政権に近かったので音楽教師の職を得ることができた、というのだが。うーむ……、ファッショ?……。しかし、彼はガルシア=ロルカの戯曲に音楽を付けたりしているのだが、これは矛盾していないだろうか?フランコ政権下でも、反体制派のガルシア=ロルカの作品は、出版されたり、上演されていたのだろうか?

元ぶら

昨日は、大丸で二人の姪たちに入学祝い(姉の方は大学、妹の方は中学)を送る。その後、グリル一平。ここのハンバーグは、東京日赤前のハンバーグと並んで、天下一品、ではなく、だから二品である。その後にしむらでコーヒー。以前に大きなシナモンがあったのを思い出したのだが、ウインナーコーヒーを頼んだらそれがなかった。きいたらそれはカプチーノだけだと言う。シナモンをウインナーに付けるのは不可能だと言うが、それはシナモンを入れるのに適した煎りと入れ方でコーヒーを淹れているからだそうな。(おお、「いれる」というのにはこれほど違った漢字があるのだな……。妙な感心。)

2011年3月27日日曜日

インド夜想曲

タブッキ『インド夜想曲』読了。映画化もされたというので、インドつながりでミルチァ・エリアーデの小説と混同していた。エリアーデの方が好きだな。翻訳はあるのかな。

雪柳と連翹

岩園公園の雪柳と連翹。いづちゃんの手と。

2011年3月24日木曜日

序文

ギヨー先生から拙著の為の序文を頂いた。ありがたいことである。彼の近著もやっと手に入れ、鋭意読書中。実に詳細な大著である。

2011年3月23日水曜日

ハンプティ承前

ちなみによく知られた画像はこんなものでしょう。
家で、子供たちにズボンなどをお腹の位置よりもかなり上にまで上げてはかせることを、「ハンプティ・ダンプティにする」と申します。

ハンプティ・ダンプティ

ハンプティ・ダンプティというのは、ルイス・キャロルの発明かと思っていたら(『鏡の国のアリス』)、マザーグースにあるのだという。そこで、調べてみたら、歌詞が見つかった。
Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
couldn't put Humpty together again.
そしてなんと、メロディーもあって、それは《きらきら星》と全く同じ(後半はちょっと違うけど)なのであった。

2011年3月21日月曜日

沈丁花

マンション自転車置場脇の沈丁花が咲いていました。町を歩くとどこからともなく香って来ます。

柴田南雄

柴田南雄『日本の音を聴く』(文庫オリジナル版)読了。大里さんの本を読んだ時もそうだったが、聴きたくなるものが多くて困る。とくにお水取りはいつも気になっている。

ペソア最後の三日間

芦屋市図書館でアントニオ・タブッキ『ペソア最後の三日間』を借りて、読む。ペソア・ファンにはたまらない小説である。はしばしに、ペソアの詩がさりげなく引用されている。タブッキのものは初めて読んだのだが、ついでに隣にあった『インド夜想曲』も借りたが、その解説によれば、タブッキというのはもともと大学のポルトガル文学教授でペソアの専門家だったということだ。なるほど!

2011年3月20日日曜日

生活発表会

昨日・今日と二日続けての保育園「生活発表会」。いささか疲れました。

2011年3月18日金曜日

卒業式

卒業式である。朝十時に式があり、夕方五時過ぎから謝恩会という訳で、毎年その間数時間は京都市内で流浪の民と化すのである。今日は、御所の梅を見、休み処で昼食をしたため、京都タワー下で能面を購い、駅美術館でプレラファエリットとウィリアム・モリス展、のち喫茶店で眠気と戦いながら読書。これからやっとホテル。やれやれ……。

2011年3月17日木曜日

消息情報

グーグルの消息情報というものに登録していたら、仙台の友人の無事が確認できた。インターネットは素晴らしい!一安心である。

Garde l'espoir !

Garde l'espoir ! のタイトルでブリュンヒルドさんから以下のメール。

Très cher Ryosuke, 

Merci de tes nouvelles si précieuses pour moi. Mes pensées et mon inquiétude sont sans cesse avec vous tous au Japon. Comment peut-on résister à la radioactivit é, les tremblements de terre à répétition, la terre qui se déplace, la puissance de l'océan! J'ai une peine immense pour toutes les victimes mortes ou survivant dans cette tragédie. Et, j'ai beaucoup de peine pour tes amis et te souhaite de les retrouver vite et en bonne sant é. 
Garde l'espoir!!!
Je t'embrasse fort 

Brunhild

2011年3月14日月曜日

仙台

仙台の友人と連絡が取れない、大変に心配である。メールを送っても、「地震」という添付が付いて帰って来てしまう。

2011年3月3日木曜日

セヴラック

この3月はどうやら「セヴラック月間」になりそう。CDの解説他とアルテスの最終原稿を作るのである。

ジャクリーヌ・コー

ジャクリーヌさんから最新作二本のDVDが送られて来た。一本はダニエル・コーの書いたものにそったアメリカ・ミニマリストたちの肖像といった趣きの Prism's Color, Mechanics of Time 。もう一つはフェラーリの《引き裂かれた交響曲》を基にした Contes de Symphonie Déchirée 。どちらもすごくいい!12月に寒梅館で上映することになる。何とか他のところでも!

2011年3月2日水曜日

岡本梅林

岡本公園の梅林を見に行った。
こんな感じでけっこう急な斜面に公園がある。高くまで登ると広々と海が見え、その向こうには恐らく生駒の辺りの山々が見える。なかなか景色の良いところであった。梅の数は大したことはない。しかし、香りも高く、たまたま青空でそれを背景にきれいに梅が咲いていた。
その後、昼食は本山のルッコラで。以前に、海老坂先生に連れられて、ゆみさんとモニックと一緒に来たことがある。今日は昼間だが、けっこうな繁盛ぶり。アンチパストも色々な種類があって楽しめたし、パスタはちゃんとしたアルデンテ。ぼくは、春らしく、生ハム・菜の花でした。