2011年3月21日月曜日

ペソア最後の三日間

芦屋市図書館でアントニオ・タブッキ『ペソア最後の三日間』を借りて、読む。ペソア・ファンにはたまらない小説である。はしばしに、ペソアの詩がさりげなく引用されている。タブッキのものは初めて読んだのだが、ついでに隣にあった『インド夜想曲』も借りたが、その解説によれば、タブッキというのはもともと大学のポルトガル文学教授でペソアの専門家だったということだ。なるほど!