2015年4月30日木曜日

ジャン・コクトー

高橋洋一『ジャン・コクトー 幻視の美学』(平凡社ライブラリー)を読んだ。1950年の映画『恐るべき子どもたち』のヒロイン、ニコル・ステファーヌはロッチルド(ロスチャイルド)家の人間だったというのは知らなかった。ニコル・ステファーヌは本名はニコル・ド・ロッチルドといい、アンリ・ド・ロッチルド男爵の孫。アンリは1920年代にビニェスとモンポウをそのエリゼ宮に近い屋敷に招待していて、その時のことをモンポウ自身が手紙に書いている。しかし、コクトーとモンポウは、もしかしたらプーランクを介して出会っていたかも知れない。(あるいはストラヴィンスキーを介して?)

2015年4月29日水曜日

山藤

大学の頌啓館裏手、正門に続く山道で、階段に花びらが落ちているので上を見上げると、大きな山藤が咲いていた。ガラケーで撮ったのでよくわかりませんな……。


エネスコ

エネスコ『回想録』(松本小四郎・富田弘訳、白水社)を読んだ。しかし『評伝フォーレ』もそうだったけれど、固有名詞の読み方が変なので読みにくいこと、おびただしい。まあ、この本は1977年に出版されているので「時代的な制約」というものもあるのだろう。以前にブーレーズ関係の古い日本語文献を読んでいて、「ブーレ」というのに出くわしたが、それに近い。しかし、かくいうわたくしめも、Hasselmans には迷いがある。「アッセルマンス」?「アッセルマン」?Huysmans は「ユイスマンス」だな。

Herb tea

ベランダのレモンバームでハーブティーを作ってみた。
Herb tea of lemon balm
これがもと。これを鍋で煮て……
 出来上がり。
 ちょっと優雅?……

2015年4月27日月曜日

タマちゃん’ズ

先日、子どもたちが播磨中央公園でとってきた、おたまじゃくしたち。タマちゃん’ズと呼ばれています。

うちにきてから二週間ほど過ぎましたが、どんどんと大きくなっています。

永眠者記念礼拝

昨日は舞子墓苑で永眠者記念礼拝。いい天気で、うぐいすの鳴き声も聞こえ、若葉が風に揺れて、気持ちのよいものでした。その前には子どもたちを連れて元町大丸でお買い物。道に花びらが敷き詰められて絵が書かれていた。

夜は神仙閣のごちそう。前日まで家にクーラーの取り付けで大変。そして今日は人間ドック。その間にジャン=ミシェル・ネクトゥー『評伝フォーレ』(大谷千正監訳、新評論)読了。しかし固有名詞のフランス語発音(のカタカナ表記)に問題がありますな。誰が誰だか……。

2015年4月19日日曜日

学年始まり

先週の金曜に学年は始まり、火曜にAO会議と学科会議(先週の木曜にすでに新入生交流会、写真コンテスト会議、学科運営会議)、水曜に教授会、その後学寮の歓迎会(組合は欠席)、木金は通常で、今日の日曜日はマンションの管理組合定期総会、午後に髪の毛を切りに行った。やれやれ、忙しい……。

2015年4月17日金曜日

Roland-Manuel, Ravel

Roland-Manuel, Ravel, Gallimard, 1948. ピエール・ロチ『秋の日本』(村上菊一郎・吉氷清訳、角川文庫)読了。

2015年4月13日月曜日

楽しみと日々など

その間に読んだのは:プルースト『楽しみと日々』(岩崎力訳、岩波文庫)、岩井宏實監修・近藤雅樹編『図説日本の妖怪』(河出書房新社)、大岡信編『窪田空穂随筆集』(岩波文庫)、アナトール・フランス『エピクロスの園』(大塚幸男訳、岩波文庫)、Paul Dukas, Chroniques musicales sur deux siècles 1892 - 1932, Préface de Jean-Vincent Richard, Stock, 1980 など。

Redon, Grand Bouquet

昨日は出張帰り、時間があったので、三菱一号館美術館に行った。ワシントン・ナショナル・ギャラリー展をやっていたが、一番印象に残ったのはルドンの『大きな花束』Grand Bouquetだった。美術館の収蔵品ということなので、いわばいつでも見られる、いいですね。
そうそう、それからヴュイヤールがタデ・ナタンソンの注文で絵を描いていたなどの情報も。

2015年4月12日日曜日

2015年4月11日土曜日

2015年4月10日金曜日

最初の授業

新年度最初の授業。そんなすごく忙しいわけではないのだが、何となく気疲れします。Las primeras clases del año academico.  Un poco cansado.

2015年4月6日月曜日

ティム・バートン

墓前礼拝だと思っていて今出川に行ったらそれは中止ですでに栄光館で礼拝は終わっていますということで音楽学科のオリエンテーションにちょっと顔を出してその後は御所の桜を見ながら丸太町まで歩いてあつもりそばを食べ大阪駅へ。子どもたちがティム・バートン展を見たいというので。
クモの絵がいくつかあったけれど、これは絶対ルドンから来ていると思って、「影響」というところの解説を見たら、ルの字もない。そうかな?
これは模型だし、ちょっと違うけど、それでも……
 やっぱり……
ルドンでしょう?

2015年4月5日日曜日

イースター礼拝

イースター礼拝に神戸バプテスト教会に行った。イエスが復活した後で出会った二人の弟子には、彼がわからなかったというマタイ福音書の話が語られたが、数日前の同志社女子大ボランティア支援センター開所式での、やはりマタイからの引用で「王よ、私はいつあなたに食を与え、水を与え、助けたでしょうか」という話と連動している気がして、つまり神はつねにすぐそばにそれとわからない形でいるのだ、ということ。
子どもたちは卵探しに夢中でした。
礼拝後の愛餐会でピアノを弾きました。

2015年4月4日土曜日

フランス音楽の名手たち

フェニックスホールに「フランス音楽の名手たち、京都フランス音楽アカデミー、過去・現在・未来」を聴きに行った。プリュデルマシェル(プログラムには「プルーデルマッハー」とあった)のソロでラヴェル《ソナチネ》、ガゾー・パスキエ・ヴィリアンクールでフランセ《トリオ》、またプリュデルマシェルでドビュッシー《エチュード第2集》、休憩を挟んで、ヴァイオリンに石上真由子と森悠子を加えショーソン《協奏曲》。プリュデルマシェルは在仏時にアルモニア・ムンディのCDをよく聴いた覚えがあるが、ときおり素晴らしい音色を聴かせてくれるけれども、テクニック的にはやはりイマイチ、か。フランセは駄作。こんな曲を選んだのはなぜか、考えたけれども、三人で「この組み合わせのいい曲はないかな、ああ、そうそうフランセにあったな、大した曲じゃないけど、まあ軽くて楽しいじゃないか、日本でやるならこんなもので十分だろう」というノリで決めた気がする。一番よかったのが日本人二人が参加したショーソン。それでも、アンサンブルの練習不足は目をおおうべくもない。石上さんはいい音色をしている。休憩時にコーヒーを飲んでいたら、とても痩せた浅田彰氏を見かけた。帰りがけに北新地の古レコード屋さんで、「Spanish Music of Travel and Discovery」(1492年前後のスペインの音楽シーンを再現しているvirginからの一枚)とカザルス・アルバム10枚組を買う。どちらも1000円!

2015年4月2日木曜日

近所の桜5選

5 photos de cerisiers dans le quartier.





2015年4月1日水曜日

区間快速

学研都市線が区間快速とやらの導入で、同志社まで行き来する人間にとっては、不便になった。やれやれ……。