2013年9月18日水曜日

Barcelona 1888 - 1929

Barcelona 1888 - 1929, dirigé par Alejandro Sánchez, Editions Autrement, 1992. 読了。労働運動の町バルセロナが、エンゲルスの注意を引いていたというのが興味深い。いずれにせよ、過激な運動、テロ、の町というのが、はっきりした。そのあたりにいるカタランの人々を見ても、そんな過激な雰囲気はないのだが。Michel Serres, Musique, L'écrivain se fait musicien pour nous offrir une philosophie de la musique qui incarne le vrai langage du monde et des vivants. Le Pommier, 2011. 魅力的な副題に惹かれたが、うーむ……。よく言えば余りに詩的、悪く言えば、何を言っているのか余りに曖昧、ということで、挫折。その他、多くの推理小説を(日本語で)読んだが、中で順位を付けるとすると、宮部みゆきが一番よい。一番ひどいのが、西村京太郎。テレビの台本の、その上骨組みだけ、という感じ。小説ではないね。だから、上位から、宮部、クリスティー、ドイル、中山七里、東野圭吾、ルブラン、西村という感じ。しかし、クリスティーも中山も東野も似たようなトリックが続くので、ちょっと食傷気味。