2010年7月1日木曜日
ピアニストの横山
学校の事務に『音楽之友』が置いてあったので、ぱらぱら見ていたら、横山幸雄の記事が出ていた。ショパン全曲を一日で(?)演奏したので、ギネスに登録されたという。これからのピアニスト(演奏家)は、普通に演奏していたのではダメで、このようにギネスに挑戦したり、某や某のように身体が何かしら不自由であったり、ということが必要だという意見を聞いたことがあるのを思い出した(横山という人は、確か以前ソムリエか何かの資格をとって、ソムリエ・ピアニストとして話題になっていた気がする)。しかし、これは誰も知らないから言うが、大里さんがパリ大学都市にいたとき、日本館にはこの横山がいて、演奏会をしたことがあった。大里さんは、機材の設定などが完璧に(!!)出来るので、日本館の出し物の時には必ず手伝っていた。横山の時もそうで、しかし余りにその文句が多いので、あの大里さんが「全く何様のつもりだ」と言って怒っていたのだった。というような、色々のことを勘案するに、つまりは彼は「音楽」とは何の関係もないということらしい。Le pauvre !