2010年7月1日木曜日

柴田南雄

もう一人の柴田南雄だが、こちらの方は何と当時のぼくは不勉強で余り知らなかった。これもまた大里さんから教わったのである!柴田の「音楽史」の素晴らしさを!大里さんは、書き込みや線曵きで真っ黒になった柴田音楽史を三冊(四冊?)つねに参照していた。岡田は『印象派以後』がよい、と言うが、ぼくに言わせればむしろ柴田音楽史は中世・ルネサンスが圧巻である。今でも、ぼくは授業の準備のためにお世話になっているのである。