2013年4月27日土曜日

Fundació Frederic Mompou

Fundació Frederic Mompou フラデリック・モンポウ財団に行って来た。Audenis という楽器店があって、日本人学校で使うタンバリンが買えるというので行ったついでに、クララ・ジャネスの再刊本がないか訊いてみたところ、ここにはないがモンポウ財団にある、といって、そこのラウル君というのが連絡先をくれたのだった。月曜日から金曜日の午前中はいつでもあいているのでどうぞ、というので、今日初めて行ってみたのである。場所はグラシア通りがディアゴナルとぶつかるちょっと手前で、モンポウが亡くなる前、11年間そこに住んでいたのだと言う。彼の没後は、奥さんがやはり亡くなるまで住んでいた。ディレクターのベルタさんと、プレジデントのホアン・ミリャ氏が快く迎えてくれた。Clara Janés, La vida callada de Federico Mompou は、1975年の本の再刊だが、モンポウの自筆の訂正の入ったピアノ演奏論のタイプ原稿のファクシミリやら、《橋》の自筆譜、また他の色々な写真など豪華な付録がついている。いろいろなお話しもできたし、収穫は大きかったのであった。