プラ氏のモンポウ解釈は、なかなか面白く、共感する点も多々あり、これについては、彼の書いたテクスト中心の展覧会カタログを買ったので、これを読んでまた考えてみようと思う。彼はまたモンポウのピアノ曲全集もCDで出しているピアニストでもある。(そして、コルテスさんのもとで博士論文を執筆中の学生でもある!)
2013年6月13日木曜日
ラローチャとアドルフ・プラ
一昨日はアリシア・トーラさんの自宅、すなわちアリシア・デ・ラローチャの旧宅にお邪魔して、またいろいろと資料を見せてもらったりした。高級住宅街のマンション最上階全体を占めていて、さまざまな本、レコード、トロフィー(&子犬が一匹)などなどに囲まれて、専門家二人と大量の資料整理の仕事を続けているそうだ。《イベリア》についての博士論文を書いているという学生さんも一人いた。そして、今日はやっとアドルフ・プラ氏と連絡がついて、彼がもう一人の映像作家と一緒にアウディトリで開催しているモンポウとガウディについての「光の音」という展覧会を案内してもらった。そのポスターになっているのが例のサグラダ・ファミリアの前でポーズするモンポウである。