2014年11月2日日曜日

プレスク・リヤン生きる欲望、裏話

ブリュンヒルドさんと何日か付き合って、映画『プレスク・リヤン』の裏話というか、人間関係を聞いて、忘れないうちにここに書いておこうと思って、つまり、活動家ロルフの方がけっこう中道の人で、エリカの方がすごく左だったということで、それはまだいいとして、エリカは映画の中ではロルフとできているようだが、実は彼女は当時ジェラール・パトリスの奥さんだった、と、そしてその前のパトリスの奥さんがピエール・シェフェールの娘であって、その娘はシェフェールの最初の奥さんとの子で、その後彼はすごく若い奥さんジャクリーヌと結婚して、一緒の写真がリュック・フェラーリがジョン・ケージのまねをして床に寝ていてGRMのメンバーとシェフェール夫妻が写っているあれだと、言うことで、今現在パトリスの遺産を管理しているのは、最初の奥さんの娘でつまりはシェフェールの孫娘にもなる。パトリスは90年代に自動車事故で亡くなるのだが、その頃はすでにこの世からおさらばしたがっていた、と。当時はブロワにいて、その近所の精神病院(先進的な ― 人道的に ― 医療を行っていたらしい)を取材して映画を作っていたと言う。『センチメンタル・テールズ』シリーズの「アベス広場」で登場するのが、パトリスとそのドイツ人の奥さん、つまりはエリカである。しかし、エリカは、「見ている分は快適だが、付き合うとイヤな」人物であったらしい、現在は行方不明である。