2014年11月11日火曜日
Leibowitz, Le compositeur et son double
René Leibowitz, Le compositeur et son double : Essais sur l'interprétation musicale, Gallimard (Bibliothèque des Idées), 1986. 読了。レイボヴィッツ(おや、正確にはなんと発音するのだろう?ラボヴィッツ?)は、12音技法をフランスに伝えた人、くらいの認識だったけれど、ビニェスとの不思議な縁を教えられ、この本を読んでみた。(ビニェスによるドビュッシー演奏法についての言及があるのだが、ネクトゥー氏は意外なことに知らなかったね。)さて、その他については、レイボヴィッツが指揮者だったことから、指揮法についてのさまざまな議論が展開される。しかし、基本は「楽譜をきちんと読め」ということ。何と正統派なのだろう!