2012年3月9日金曜日

入試

今日は今年度最後の入試。しかし懸案は常に『引き裂かれた交響曲』。音響エコロジーとフランスロマン派、そしてドビュッシー&サティー少々。

2012年3月7日水曜日

日本経済新聞

日本経済新聞の取材。記者の小川さんというのは、東大オケのヴァイオリンで今村君と同期だったと言う。今でも彼ら&末松君らでアンサンブルをやっているらしい。いちおう彼が記事を書くのだが、ぼくが執筆した「かのように」掲載されるとのこと。

2012年3月5日月曜日

プリズムの色

ジャクリーヌ・コーの映画『プリズムの色、時間のメカニック』がただいまDVD化進行中。日本語字幕の最終チェック・改訂を行いました。J'ai corrigé le sous-titre japonais du film : "Prism's Colors, the Mechnics of Time" de Jacqueline Caux, qui va sortir en DVD bientôt.

2012年3月3日土曜日

Dixit Pessoa :

Dixit Pessoa : «Eu não Evoluo; Viajo !»

2012年3月2日金曜日

Symphonie déchirée

3月中には、Luc Ferrari, Symphonie déchirée のためのテクストをフランス語で書かなければならない。ブリュンヒルドが大変に貴重な諸資料をスキャンして送ってくれた。先日にパリで会ったアンサンブル・アルスノーヴァの二人、ブノワ・バエルジョーとフィリップ・ナオンも貴重な証言をくれた。もちろんブリュンヒルド本人も。うーむ、熟考、熟考……。

Damunt de tu, només les flors.

Damunt de tu, només les flors.
Eren com una ofrena blanca:
la llum que daven al teu cós
mal més seria de la branca.

Tota una vida de perfum
amb el seu bes t'era donada.
Tu resplendies de la llum
per l'esguard clós atresorada.

¡Si hagués pogut ésser sospir de flor!
Donar me com un llir a tu,
perqué la meva vida s'anés marcint,
s'anés marcint sobre'l teu pit.

I no saber mai més la nit
que al teu costat fora esvaida.


2012年3月1日木曜日

フランス・ロマン主義

確定申告で待っている間に、フィリップ・ヴァン・チーゲム『フランス・ロマン主義』(辻昶訳、白水社文庫クセジュ)読了。ロマン主義の作家たちは、初めて大衆のために書いたという指摘が興味深い。つまり「永遠」に向かって書いていた、古典主義の作家たちと違ってということなのだが、これが音楽のロマン主義の作家たちが「歴史」を意識するようになった、というのと正反対なのだ。音楽においてはロマン主義(古典派も入るかな)以前には、「大衆」とはちょっと違うけれども、その場にいる(hic et nunc)聴衆に向かって書いていた。それが19世紀に入ると、「歴史」を意識するようになり(メンデルスゾーンの《マタイ》再演)、「永遠」に向かって(とも言えるような態度で)書くようになった(50年後の聴衆に対して書いていたマーラー)。辻氏の訳は一点だけ惜しい。「cité」の翻訳を「中の島」にルビ(「シテ」)という不思議なものにしている。大阪の人なのか知らん。まあユーゴーの専門家らしいので、なんとなく納得(微笑)。