2011年6月4日土曜日

カンディンスキーと青騎士

兵庫県立美術館でやっている「カンディンスキーと青騎士」展を見に行った。やはり、メインは『コンサートの印象』いやいや『印象III(コンサート)』である。近くによって見ると、右側の大きな黄色の部分が最後に描かれていることがわかる。解説によると、この部分はシェーンベルクの無調作品の印象だそうだ。ふーむ。しかし、1911年1月2日のコンサートというと何だろう?ピアノがあったのか?また、その後、青騎士の展覧会や属していた人たちの写真が何枚かあるうちに、シェーンベルクの『後ろからの肖像』というのがあったが、これってフェラーリの《Und so weiter》のジャケットのもとかな、と思った。そして、トマス・デ・ハルトマン。彼がいたんだよなあ。グルジェフとカンディンスキーは関係がなかったのだろうか?いや、確かあったような。いろいろ考えられる……。