2011年9月26日月曜日

也有の四行詩

絶句にまねたらしい。『鶉衣』を読んでいたら出て来た。

たれ雑炊に落葉たきぬる
すゝけし昔とへどこたへず
われわれ鍋の世をのがれなば
よし綴蓋の汝とあそばむ

1、2、4行目が韻を踏んでいる。押韻詩の試みがこんな昔にあったとは!(しかし、蕪村とかにもあったような……。)