リュック・フェラーリの《引き裂かれた交響曲》(1994〜98)のスコアがサラベールから送られて来た(CDの原盤はちょっと前に)。ブリュンヒルドから、今度この曲のCDを出すので、解説を書いて欲しいと頼まれたのが発端である。編集はカトリーヌ・ペイヤンという人がやっているようだが、これがまたダニエル・シャルルの弟子らしい。スコアを見ながらCDを聴くと、さまざまなことがよくわかるし、考えさせられることも多い。その上、最近にはジャクリーヌ・コーの映画『引き裂かれた交響曲の物語』を(何回も!)見たばかりである。このアンテルフェランスはすさまじい。今度二月にパリに行くので、いろいろとできそうである。ブリュンヒルドに手伝ってもらわねば。
このことが一つと、あと懸案であった、ピエール・マリエタン主催「音のエコロジー国際学会」にはいちおうレジュメを出したが、ピエールは学会にぴったりだと言ってくれた。うーむ、これで今年の夏はフランスとスイスである。