2013年2月10日日曜日

アルテスVol.4

アルテスパブリッシングのブログより。

『アルテスVol.4』鋭意編集中です!

2月末発売を目指して編集作業が大詰めを迎えている『アルテスVOL.4』、一足先に内容をご紹介します。か〜なり手応えありまくってますので、どうぞお楽しみに!
ジャンル無用の音楽言論誌!
『アルテス』VOL.04 / 2013 SPRING
定価:本体1500円+税
ISBN978-4-903951-63-8 C1073
◎世界初のボーカロイド・オペラ《THE END》
[ロングインタビュー]渋谷慶一郎 聞き手=光嶋裕介
[レビュー]佐々木敦
◎イェリネク《光のない。》
[対談]三輪眞弘×佐々木敦
[レビュー]太田純貴
◎特別インタビュー 近藤譲[作曲家]第1回 聞き手=椎名亮輔
◎特集《101年目からのジョン・ケージ》
片山杜秀:揺れる国にはジョン・ケージ
白石美雪:ジョン・ケージ ことばの贈りもの
有馬純寿×ヲノサトル:ケージというOSをめぐって
相倉久人:一九六二年、記憶の迷路へ──ケージ初来日をめぐって
川島素晴:ケージの音楽における自由と不自由
若尾 裕:モダニスト ケージ
大和田俊之:ハプニングとインプロヴィゼーション──ジョン・ケージと/の(非)政治
杉本 拓:試論「《4分33秒》である」とは?
松平 敬:〈ソング・ブックス〉における、作曲法とその変容
谷口昭弘:アメリカ・クラシック音楽史の中のジョン・ケージ
中川克志:ケージとポロック──絵画の音楽化? 音楽の絵画化?
柿沼敏江・椎名亮輔:ジョン・ケージ ブックガイド
【100年目のジョン・ケージ in Japan】
細川周平:時計と計時」
渋谷慶一郎:《One(x)》とケージを語る
北條知子:このperformanceは「演奏」であろうか?
城 一裕:「本番では音量に面食らいました」
細川周平:鉄路の音 《プリペアド・トレイン》乗車記」
◎連載
波多野睦美|うたうからだ(3)
輪島裕介|カタコト歌謡の近代(4)ジェリー藤尾のやけっぱちソング
川崎弘二|武満徹の電子音楽(4)ラジオ・ファンタジー「炎」
石田昌隆|音のある遠景(4)1993年、イスラエル〜ガザへの旅
小野幸恵|和の変容(3)大阪の庶民が育んだ世界遺産「文楽」
◎Re: music...〈音楽へ──〉
大石始:まつりの島(4)霊山の麓を盆地を揺るがす屋台囃子のハートビート──秩父夜祭りを訪ねて
濱田芳通:歌の心を究むべし(4)西洋と日本は旋法でつながっている
おおしまゆたか:アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる音楽の旅(下の2)
鈴木治行:イマジナリア(4)イメージと音の危うい関係──偽りの自己言及
ト田隆嗣:Suara, macam2(スアラ・マチャム・マチャム)音声、いろいろ(4)カーツと歌うヘルムズマン
◎レポート
明和電機と行く《アートと音楽》展
◎著者エッセイ
潮博恵  名演を生むのは聴衆の力
信時裕子  祖父の「話し言葉」
中井正子  サン・ジャン・ド・リューズとドビュッシー、ラヴェル
◎書評
佐藤剛  和田靜香『評伝★湯川れい子 音楽に恋をして♪』
山崎春美  灰野敬二ほか『捧げる──灰野敬二の世界』
金子智太郎  Jonathan Sterne, The Sound Studies Reader
◎フィクション
山崎春美:ロッカウェイビーチ(4)