2014年7月16日水曜日
La vie musicale sous Vichy
Myriam Chimènes (dir.), La vie musicale sous Vichy, Editions Complexe, 2001. ざっと読む。コルトーについては、もちろんコラボであったことは確かだが、なかなかカントルーブも。民謡収集・研究というのが、ヴィシー政権下で政治的にゆがめられたのは困った問題だ。でもカントルーブは、これが好機だと思ったのもあったろうし。まあもともと右翼だったのだろうけれどね。そんなことを言えばビニェスだってアンチ・ドレフュス派だからな。ピエール・シェフェールが、ボーイ・スカウトで合唱指導、どころか合唱曲まで書いていたというのは驚き!