2014年7月24日木曜日
Moi et mes amis
Francis Poulenc, Moi et mes amis : confidences recueillies par Stéphane Audel, La Palatine, Paris-Genève, 1963. 読了。ビニェスについて何かあるかと思ったが、あんまり情報はない。まあ、面白かったですけどね。彼のレッスンでは、ペダルを変えないと足をこつんと蹴られるとか。ラヴェルの性格が「パラドクシカルだ」というのも面白い。すごくアイロニカルな人だったのだね。昔どこかで読んだ中で、薩摩男爵がラヴェルと個人的に交友があってラヴェルが常に「シューベルトは汚い」と言っていたとあって、さいしょは「?」と思ってたけれど(だって《優雅で感傷的なワルツ》はシューベルト風だから)、これだね。