そして松田屋の目の前には、中原中也記念館が。中也の実家の跡地に建てられたとか。A côté, le Musée Chûya Nakahara.
その隣りは弟中原思郎氏の住居らしい。
いろいろ面白い展示あり。しかし中也と河上徹太郎とか、あるいは西洋音楽との関わり(「スルヤ」、諸井三郎)は興味あるテーマである。そう言えば、吉田秀和『主題と変奏』にも彼が中也とシューマンのコンチェルトを聴く話が出て来る。これこそが昭和初期の日本における西洋音楽の状況の中での本当に面白いテーマと言える。
Journal intime (lunatique) de ryosuke shiina