2013年5月29日水曜日

粋と情熱

上原由記音『粋と情熱:スペイン・ピアノ作品への招待』(濱田滋郎監修、ショパン)読了。これはモンポウ財団から借りたもの。今日これから返しに行く。アルベニス、グラナドス、ファリャ、トゥリーナ、モンポウ、そしてその他の作曲家について、その生涯とピアノ作品解説、演奏法など。最初のスペイン史おさらいとかスペイン音楽の「特徴」などは、なくもがな(まあ、ぼくにとって、よい復習になりましたが)。いずれにせよ、学術的目的は全くない書物なので、これはこれでいいかな、と。しかし、ブランカフォルトやゲラルドについて、全く言及がないのは惜しい。