2013年7月4日木曜日

Barcelona Festival of Song

昨日は午前中、アダム・ケント氏の講演「モンポウ作品におけるカタルーニャ民謡の使用について」。ピアノ演奏付きでわかりやすい講演だった(英語)。これは「バルセロナ声楽フェスティヴァル」の一環で、そのプレジデントのパトリシア・カイセドさんとも知り合った(もちろんケント氏とも。彼の論文の話はモンポウ財団でも聞いていた)。その後、パラレルの辺りで家人と友人と合流し、パエリャのおいしいというエルチェというレストランへ。そして、夜はカタルーニャ図書館でマック・マクルーレ氏のピアノ、マリサ・メルティン女史の歌で、ミケル・オルテガ《夢の戦い》(初演)、グラナドス《トナディーリャス》、ホアン・コメーリャス《海外のトナダス》、エルネスト・ボラス《魂の詩》(初演、これはジョナサン・カンプ氏のコントラバス伴奏)、モンポウ《夢の戦い》(でも第二曲はいつものやつでなく)、モンサルバッチェの数曲というプログラム(これもフェスティヴァルの一環)。カタルーニャ図書館は中世からの建物なので、すごく天井の高い石作りの歴史的建物。これで、マックさんともメルティンさとも知り合えた。モンポウ財団のお二方も来ていた。