2013年7月21日日曜日
VII Memorial Mompou-Bravo
ゆうべは「モンポウ=ブラボ回顧第7回」の二週目。ベネズエラのピアニスト、エレナ・リウの演奏。第一部はモンポウの《歌と踊り第10》から始まって、バッハの《インヴェンションとシンフォニア》からの曲と現代の作曲家の「インヴェンション」を交互に演奏するというプロジェクト。まだ道半ばらしい。ディアナ・アリスメンディ、ソフィア・グバイドゥリーナ、ハウ・ワトキンズ、ヘンリー・カウエル、アルフレド・ルゲレス、ローラ・ペリンという面々。ワトキンズとルゲレスは美しかった。第二部は、ピーター・スカルソープというオーストラリアの作曲家の作品とモンポウ《魅惑》。前者も美しい作品を書く人だ。今回は、発見が多かった。演奏は第二部の方がよかった。第一部はまだ道半ば、ということで、練習もこれからなのだろう。しかし、全体に主張のはっきりした(しかしそれが通るとは限らない)いい演奏。