2014年5月26日月曜日

反哲学史とPoulenc

木田元『反哲学史』(講談社学術文庫)とFrancis Poulenc, A bâtons rompus, Actes Sud, 1999. を読む。木田の書物は前の『現代の哲学』の前史ということらしい。プーランクは彼のラジオ番組の記録。彼独特の「民俗音楽」(=「ポピュラー音楽」?)の定義「誰が作ったのかわからないままに、民間に流布されている歌」というのが面白い。フランスのシャンソンなどもそこに入るわけだ。