2009年11月28日土曜日

ドビュッシー書簡集

ドビュッシーの書簡集には、1980年版と1993年版の二種類があるのですね。そして日本語訳はもちろん後者を底本としているということなのでした。しかし、かえすがえすもルシュール氏がこの世にもういないことが大きな損失だと思われます。アルチュスのことなど、彼に聞いたら一発でわかったでしょうに。(別にギヨー氏のことを貶めているわけではない。しかし、どうしてもギヨー氏はいわば音楽学者として「後発」という感は否めないかな ― もともとはオルガニストであったらしいです。)