2012年7月26日木曜日

Saint-Saëns

Jean Bonnerot, C. Saint-Saëns, sa vie et son oeuvre, A. Durand et fils, Editeurs, 1923 を読んだ。これも例の田村書店での収穫のひとつ。もともと Alliance française の図書館所蔵本だったらしいのだが、中にはんこで Alliance française bibliothèque Chang-Maï とあって驚いた。タイのチェンマイのことでしょうね。そこからどうやって神田神保町に流れて来たのか?しかし、1921年にサン=サーンスは亡くなっているので、その直後の伝記、たぶん最初のものでしょうが、急いで書いた感がありありと。同じようなフレーズが何回も出てくる。そしてほとんどが何年にどこで何をした、みたいな話で、作品の記述も分析もない。たまーに感想めいたものが入るくらい。そこで、この Bonnerot とは誰なのかな、と思っていたが、最後の最後、本文後の付録にサン=サーンスの出生証明書と遺言書があって、何とそこに名前があった。つまり彼はサン=サーンスの遺言執行人だったのだ。うーむ、どういう関係なのだろう?