奈良ゆみソプラノ・リサイタル「それぞれの故郷」を聴きに行ってきた。南森町のモーツァルトサロン。13人の作曲家の作品を歌い分けるという離れ業。終わった後に敦子さんに「ピアノも何台も変えて弾きたいですよね」と言ったほど、雰囲気、ニュアンス、音楽そのものが違う。前半はスペイン語系が多く、後半は日本語の歌がほとんど。そして、それぞれに自らの故郷、思い出を歌っている。そこに一本の糸=意図が通っているのが、なかなか。楽しませてもらいました。(ちなみに東京・王子ホールのは、ぼくが解説を書きます。)
Journal intime (lunatique) de ryosuke shiina