2009年7月3日金曜日

Baudelaire

阿部良雄先生のことを書いたからというわけではない。Michel Faure, Musique et société du Second Empire aux années vingt (Flammarion, 1985) を読み返していて、ボードレールにぶつかった。ボードレールの『1840年のサロン』の中の言葉らしいのだが、芸術を論じるには「partiale, passionnée, politique」であるべきだというのがそれで、我が意を得たりという感じ。そして、「それは狭いけれども、より幅広い地平を広げてくれる」のである。C'est ça !