2009年7月15日水曜日

Ravel

ラヴェルつながりという訳ではないが、彼の若い時からの友人(「アパッチ族」仲間 — なんとこのグループにはセヴラックも入っていた!)で詩人の Léon-Paul Fargue のラヴェルの伝記(Maurice Ravel, Fata Morgana)を読んでいて、「彼は何でも忘れた、バッグ、時計、切符、手紙……」とあって、おお、これはマーラーと全く同じだ、と思ったのでした。マーラーも、「彼はいつも、なくせるものならば何でもなくし、置きわすれた」とナターリエ・バウアー=レヒナーの伝記にあります。そうか!うっかり屋で、何でも忘れたら大作曲家になれる……というのは大間違いですが(笑)。