2011年12月2日金曜日

グレインジャー

昨日は、京都文化博物館で「没後50年記念グレインジャー音楽祭2011」を見た/聴いた。授業があったので前半のドキュメンタリー映画『高貴なる野蛮』は途中からしか見られなかったが、実際のグレインジャーの映像や音(楽)に接することができたのは貴重な体験だった。後半のペネロピ・スウェイツ女史の演奏も素晴らしかった。《シェパーズ・ヘイ》、11歳の時の作品《前奏曲》二曲(すごい!)、《楽しい鐘の音》(バッハの編曲、これも面白かった)、《ストラススペイとリール》、《美しく新鮮な花》、《デリー州の調べ》(ロンドンデリー)、《スプーン・リヴァー》、《?》、《到着ホームの鼻歌》、《婚礼のララバイ》、《ユトランド民謡メドレー》、《植民地の歌》、《ストランド街のヘンデル》と盛りだくさんでした。彼からの影響はきっとナイマンやジェフスキーにあるぞ、と思わせた。アングロ=サクソン系ですかね。バルトークやセヴラックとはかなり違う。宮岡さんや上野さん、細川周平夫妻も来ていた。終了後はロイヤルホテルでレセプション。宮澤淳一さんと初めてお会いし、いろいろ話ができてよかった。