2011年1月16日日曜日

ヒュペーリオン

『ヒュペーリオン』を読んでいたら、ディオティマが「高音と低音の間の黄金の中間で歌う」と書かれているのに出くわした。まさしく、シューマンの《暁の歌》Gesänge der Frühe はディオティマがテーマとなっていて、特にその第一曲は高くもなく低くもない中音域の音楽である。